公式には4月末、噂では24日日本発売といわれているiPadに触ってきた。
Appleらしい商品です。シンプルでクール、質感たっぷり。まさにインテリッチがはまりそうな商品です。
iPodやiPhoneと同じインタフェースのタッチスクリーンによる操作ですが、画面が大きい分、ダイナミックに動くので爽快。
マルチタスクでないとか、Flash非対応とか、USBポートなしなど、普通のメーカーならありえない、”不便さ”をものともしない姿勢はAppleならでは。
シンプリシティ(単純であること)を何よりも優先するブランド経営の神髄だと感じました。
さてさて、私が考えたのは、これはビジネスに使える強力なツールになるということ。
とくにコンサルテーションを必要とする高額商品の販売現場には向いていそうです。
iPodでさえ、すでに一部のブランドショップなどではカタログ代わりに使う例がありますが、この大きさ、HD画質の与える驚き、マジックのようなインタフェース操作。
顧客の興味を引きことは間違いなしですし、iPadをスマートに操作する店員がかっこよく見えるでしょうし、Flash非対応でもyoutubeだけはなぜかみれるようなので、たくさんのHDビデオ映像をyoutubeにアップしておけば無料のビデオカタログ倉庫として使えます。
タブレットPCでも同じコンセプトはありましたが、あちらは付け足すマーケティングの商品開発。こちらはそぎ落とす考え方。
出来上がった商品の”ユーザーにとっての”価値は、不思議とそぎ落とした方が高まるのです。
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